ショートストーリー 中級 動詞 家族 感情 英語のイントネーション

Mary runs …

「走る」「叩く」「泣く」の英語も、ちょっとした兄弟喧嘩が描かれた絵を見ながら聴いてみるとわかりやすい。これなら日本語を介して説明しなくても理解ができますね。

リード役の先生や大人は、絵を指差しながら気持ちを表すイントネーションわかりやすいジェスチャーをつけて聴かせてみてください。そして、こども達には英語を真似してみるように促して「英語を話してみる」ことを応援しましょう!

難易度:Intermediate基礎編: 5 minutesアレンジ編: 10 minutes準備時間: minutes: minutes対象人数:1-10 人レベル:誰でも kcal 5〜9歳向け:Available

学べること

動作にまつわる動詞(run, cry, slap) の使い方を聞いて真似して、実際に話してみることができます。

気持ちを声に表したイントネーションとジェスチャーをつけると英語がわかりやすくなり、真似もしやすくなります。リード役の先生や大人がお手本となって、子供たちがそれを真似することを促しましょう。

必要なもの

Instructions

  1. ◆ This is Mary.
    ◆ This is Alan.


    とまずは絵を指差しながら紹介。

    ◆ Mary runs.

    Maryを指差してから、手を振って走る動作をしながら。
  2. ◆ Alan runs.

    Alanを指差してから、手を振って走る動作をしながら。
  3. ◆ Mary and Alan run.

    MaryとAlanを指差してから走る動作をしながら。

    ★runsがrunになりましたが、ここでは細かい文法説明は不要です。
  4. ◆ Alan slaps Mary. Ouch!!

    Alanを指差して→「slap」で手をパチンと叩いて→Maryを指し、動作と絵の両方で意味を伝えます。Slapの代わりにPushやHitも使えますね。

  5. ◆ Mary cries.

    Maryを指差してから、え〜んと泣いている動作と表情で。
  6. ◆ Daddy is angry.

    Daddyを指差してから、腕を組んで怒った表情で。

    ◆ Daddy slaps Alan. Ouch!!

    Daddyを指差してから、手をパチンと打って、Alanを指差して。

    ★お父さん何だか怖いので「Daddy is scary.」など加えて、こんなことされたらイヤだよね〜という気持ちを伝えることもできます。

  7. ◆ Alan cries.

    Alanを指差してから、えーんと泣いている動作と表情で。
  8. ◆ Mary and Alan cry.

    言葉に合わせてMaryとAlanを指差して、えーんと泣いている動作と表情で。

  9. ★最後は褒めておしまい★
    最後は「great!」「well done!」「excellent!」と褒て、こどもたちが英語を通して楽しさと充実感を感じることを大切にします。

    これで基本編はおしまい。こどもが楽しそうにしていたら、アレンジ編で発展させてみましょう!

    .
  10. 【アレンジ】
    動作のことばで体操!

  11. 「run」「slap」など動きの言葉を学んだので、他にも動作で覚えやすい言葉を学んでみましょう。例えば:

    ◆ Run, run, I am running.
    ◆ Jump, jump, I am jumping.
    ◆ Drink, drink, I am drinking…


    といった具合で、リズムに合わせて動作をしながら声に出します。
    他にも:push, tickle, eat, sleep, punch, kick, sing など。

  12. 【リンクできる関連レッスン】

  13. Don’t touch me!」と内容が似ているのでリンクできます。

Notes

  • ロベ先生、このページでは主語によって現在形の動詞の語尾に「s」がついたりつかなかったりの文法を使っていますね。これはある程度のレベルに達してから理解できるようになる概念ですので初級段階で触れる必要はありませんが、この教材にはなかなか高度な概念も織り込まれています。
  • Alan runs / They run.
  • Mary cries / They cry.
  • これが理解できそうなレベルになったら、この絵を見せながらさらりと文法説明もできます。けれども、最初はこどもが間違いを恐れずにのびのびと発話することを優先させ、文法の説明をすることは避けましょう!
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